ヲタクの独り言

こんにちは、はづきです。

今回は、色んなヲタクをしてきた私が

どうしてヲタクになったのかとか、

ヲタクたちに対してなにを思ってるのか

 

などなど、色々1人のヲタクとして

心の内の過去から現在にかけてを書いていこうと思います。

 

これを書くに至った理由は色々あります。

ここ最近の事もあるし、元々考えていたこともあります。

 

まあそれは置いとくとして

今回は私の、一人のヲタクの独り言としてこれを読んで下さると幸いです。

 

 

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「あなたは今、幸せですか?」

 

そう問われた時、あなたはなんと答えますか?

私は躊躇いなく、

「幸せです!」

と答えられます。

 

私がいちばん辛い時、出会って、私の笑顔を取り戻してくれたのは

あったことも無い、画面上の、人、もしくは、キャラクター。

 

好きになった理由は、色々。

出会いも色々。

 

私は自分のことをヲタクだと思ってる。

周りはそう思ってくれないかもしれないけれど。

 

自分のことをヲタクだと思うことで、

自分を保つことが出来る。

 

最初からヲタクだったわけじゃない。

 

気になる⇒好きかも⇒好き⇒大好き

 

そうしてるうちに、ヲタクと呼ばれるようになる。

ヲタクはそもそも差別されることではないと思ってたし、私の周りではヲタクがたくさんいたから、抵抗が全くなかった。

 

むしろヲタクをしていることで、私は救われてた。

 

友達とうまくいかなかったとき

友達ができなかったとき

恋人がいなくなったとき

病気になったとき

 

自分のことを理解してくれる人がいなかった時も

喪失感に襲われた時も

 

"推し"という存在が、私の唯一の救いだった。

 

推しのことを考えている時だけは、なにもかも、忘れることができた。

 

だから私は推すことが生きがいだったし、今もそうで、推しのことが大好きでいる。

 

 

 

だけど、好きが増える度に、欲が増す。

多分これを読んでるみなさんも、そうかなって思います。

 

そして、ありがとうってことが、あたりまえになってきちゃう。

 

いつの間にか、感謝も忘れちゃう。

 

 

それに気づいた時、私は自分を嫌う。

 

自分を好きになるきっかけのヲタクをしてることで、自分を嫌いになってしまう。

だけどそれは同時に、自分を見直すことのきっかけにもなる。

 

自分を嫌いで、だけど絶対的に嫌えなくて、

自分を見直して、また自分を好きになる。

 

ヲタクを通して、できたループ。

 

私はそうして、今まで自分を形成してきた。

 

そうしてできた自分が持つ意見に対して、私は自信を持ってる。

 

 

だけどその自分の考え方が絶対なんて思わないし、

だからといって他の人の意見にはいはいついていくことはない。

 

でも、だからかもしれない、許せないこともある。

自分が嫌いだとも思う。

 

人の感性ってそれぞれだから、誰がなんと思おうとしょうがないこともあるし、

さっき言った通り、自分の意見が絶対正しいなんてないから、私が偉そうに言うことは出来ない。

 

 

だけどね、これだけは言いたい。

感謝だけは忘れちゃいけないと思うんだ。

 

「特別」が「あたりまえ」になってしまったとき

人は見下すことを始める。

 

私はそう思ってる。

 

 

ごめんいきなりなんの話?かもしれないけど

思いのままに書いてるから、変かも。

 

欲望が増えて、増えて、増えて。

そうなる自分が、私は怖い。

 

 

今回の、私が推してる担当の話だけじゃない。

どこの界隈にもあるの。

 

人を卑下する人達、なぜか叩くためのアカウントを持ってる人達

 

欲望が増えすぎると、いつの間にか醜い感情が生まれる。

 

なんでこの人はこんななのに、自担はこうなの?

自担の方が絶対かってるのになんで?

 

そういう感情が、どんどん醜くなって

人を叩くようになる。

 

 

それはね、批判したいのはね

自担がやってくれていることが「あたりまえ」になっちゃっているんじゃないからかなって思うんだ。

 

だから私は、欲望が増えることが怖い。

 

欲は悪いことじゃない。

だけど、感謝を忘れちゃいけない。

 

 

もうひとつ、言いたいことがあって

人を卑下する人に。

 

あなたが推してる人は、本当に好きな人なのかな?

 

ミーハーって言葉がある。

自分が好きな人たちは、他の人たちもみんな好き

 

だから自担が好き

 

そうなってない?

 

ほかの人たちが好きだから自分も好きになった、

なのに結果は違った。

こんなにこっちは好きな人が多いのに、向こうはそんなでも無いはずなのに、なんでこの結果なの?

 

なんか不正をしてるんじゃないかって思考になる。

 

そして怒りに任せて気づいたら叩いてる。

 

そうなってない?

 

 

すきの形って色々ある。

だけど、本当に好きなら

 

「他の人たちも好きなはず」

「この人が絶対1位」

 

なんてならない。

そこまで人気なくても

 

「私にとってはオンリーワンの存在」

「私だけが好きなんだ」

 

って優越感にもなったりするよ。

そっちのほうが、幸せだよ。

 

 

 

私もたまに、自担の方が勝ってるじゃん!

ってなる時がある。

悔しかったりもする。

 

だけど、そんな時に、思い出すことがあります。

 

自担の存在、私を救ってくれた感謝。

 

ああ、やっぱりこの人たちが最強だ。

って確かめられる。

 

 

今までの文章を読んでくれたあなたに問いたい。

 

「あなたは今、幸せですか?」

 

 

この文章を読んで、考え直して欲しいなって思います。